オパリン ◆ 修伯 吉田修久 ◆
3月にフランスで行われたリテラシー事業の参加の空き時間にミシュランの三ツ星レストラン、
Restaurantトロワグロの支店で一ツ星レストランのシェフパティシェ長江さんにお願いをして
研修をさせていただきました。
2月に日本料理フェローシップで来日されて、そのとき、デモンストレーションを拝見して、
その繊細な味覚の構成にビックリして是非デザートを習いたいと思いお願いしました。
長江さんは快くOKしてくださり、そして、本当に丁寧に教えてくださいました。
その中にオパリンという飴細工があり、長江さんがデモの時にされて、
是非習いたいと思っていました。
オパリンとは薄い飴の板状のもので、丸い形や四角いもの、
飴が冷え固まる前に筒状にしたり、いろんな形に変えることもできます。
一通りやり方を教えていただき、実際やってみるとなかなかうまくいきません。
飴をミキサーで砕き粉にして、長方形の型紙の上に振るい長方形の飴の粉の塊を作り、
それをオーブンで一度溶かし冷え固まる前にきれいに筒状に丸めるのですが、
早すぎると形が汚くなり、遅いと固まってきれいな形になりません。
何度となく黙々とやっているとだんだんとコツがつかめてきました。
新しいことが出来るようになるとすぐにそれを何処かで試してみたくなる性格で、
フェランディ校でのデモで急遽してみたくなりました。
「慣れない場所で覚えたての事をするなんて勇気あるなぁ~」と言われながらも
どうしてもやってみたくてやってみることにしました。
すると、まず、飴を溶かすためのガスコンロが5分~10分おきに消え10分間着きません。
飴の温度を測りたいので温度計を頼むと20分後100℃までしか測れない温度計が持ってこられて
200度まで計れるものが欲しいとお願いするとまた20分後ようやく持ってきていただき、
消えたり着いたりするとっても気難しいコンロで飴を溶かして、ようやく目的の温度まで上げ、
飴を冷やしミキサーで砕きコンベクションオーブンに入れるとオーブンの風で飴が散らばり大失敗。
ここまでの時間約2時間。
これ以上は出来ないと思い料理を変更しました。
後で聞けばコンベクションオーブンの場合は飴を入れた後電源を切れば風が来ないとの事でした。
失敗をして経験を積む。実感しました。
投稿者 academy : 2008年05月14日 23:33