2008年04月05日

花三題                             天喜 石川 輝宗

僕は顔に似合わず花を見るのが大好きです。

一番私に利益を与えてくれるのは天神様の梅です、
また茶室の一輪も良いですけれどやはり一番好きなのは桜ですね。
特に人知れず咲く桜が大好きです。

桜坂、チェリー、サクラバクシンオー、桜花、七つボタンは桜に錨、すべて好きです。
僅か数日のために1年をかけ潔く散っていく、正に日本人のための花です。

三月十七日に私の店の常連様のお花の家元の会が阪神百貨店でありました。
‘夜の宴会始まるまでには帰る、先生の御花見に行ってくるし、ちょっと頼む、
たねやのバームクーヘン持って帰るし仕事終わったらみんなで食べよ’
と言って早い目に店を出ました。

‘久しぶりに出かけるしなんか梅田で美味しい昼食でも食ってこう。
串かつと生ビール、いや土手焼きもいいぞ、帰るまでには醒めるやろ’
食いしん坊の私はこんな不埒なことを考えつつ阪急に乗っていました。

しかしいざ入った店はヒルトンプラザの有名な天麩羅屋でした。
‘塩天丼1つお願いね。’と頼んだら
店の大将が‘石川さん来るんだったら一言言ってくださいよ’
‘まさか御主人がおられるとは・・・’

大阪芽生会新喜楽の上田さんお騒がせしてすいませんでした。
塩天丼の海老の赤、刻み大葉の緑、ゆかり塩の紫、御飯の白
まさに花が咲いたようにきれいでした。
‘あーうまかった’大将が留守ならブログ用の写真取ったのですが・・・   

そしてゆっくりと阪神百貨店で生け花見てました。
家元の王道有り、また若い女の子の前衛的なのも有り、
師匠方の落ちついたの有りまさに百花繚乱でした。
同じ流派でも色々有るのやな。

花の生け方もいい勉強になりました。

4月3日と4日私の甥に釣りにつれって行ってと言われ里帰りして来ました。

前回のブログで書いたのですけれど最後の鉄橋桜目に焼き付けておこうと思ったのが
今回里帰りのきっかけです。

但馬は三春(みはる)状態でした。梅桃桜が同時に咲くのを三春と言うのです。
(但馬の食材めぐりは次回のブログで)

鉄橋に登ると鉄橋桜はまさか今年刈られるとも知らず全身をピンクに染めていました。
植樹されたのは50年前ですが駅が無く近くの駅まで8キロの山道を歩いていた
余部の住民が駅の完成を喜んで植えた思いのこもった桜です。

豪雪、突風、SLの煙色々な苦難に耐えてきた桜でもあります。

地球温暖化を防ぐ、都市の緑地化、ビル屋上の緑化等
色々言われていますが本末転倒もいいところだとこ桜を見ての思いました。

生け花展、塩天丼、鉄橋桜、この三つで花三題としました。
写真は師匠の生け花、鉄橋桜です

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投稿者 academy : 2008年04月05日 23:19