2007年11月14日

松茸不作                            修伯 吉田修久

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毎年思うことですが、本当に松茸というのは日本の食材の中で
最も人気のある食材の一つだと思います。

最近では6月にはもう早松が出回り始め6月から11月の始めまで味わうことができます。
もう松茸の季節は終わりましたが今年の松茸は香りが乏しかったように思います。

朝早くに市場の競りに出かけ100箱くらいある松茸を片っ端から香りを嗅ぎましたが
香りのあるものは10箱もないくらいでその香りのない松茸が
キロ10万という単位で競り落とされる状況を見てるとちょっと不思議な気分になりました。

毎年滋賀県から送ってもらう松茸も今年はなく、
松茸山の人も今年は台風がないから松茸の菌が散らばらない、
だから今年は少ないって言ってました。

25年くらい前、滋賀県の浅井町と言う所で
父親が松茸山を1年間たぶん5、6万で買って
それで松茸が10キロ以上は取れてたと思います。

それを持って帰り焼き松茸にして食べようと思ってたら
おばあちゃんが半分人あげて残りはすべて松茸ご飯にして
しかもその松茸ご飯は水が多くベトベトのご飯になってしまった悲しい思い出があります。

その話をお客様にすると、皆様いろんな松茸話を持っていて、
昔はすき焼きの中の松茸は肉の代わりで子供は肉は食べれず
「松茸を食べなさい」と言われてたとか、
ゴルフ場でゴルフ中に松茸を取っていたなど今では考えられない話を皆様持っておられます。

20年でこれほどまでに変わっている状況では、
さらに20年後にはなくなってしまうのでしょうか?

昨年1Kg60万だった白トリュフが今年は不作らしく70万から始まり100万近くしています。

どれほど変わるか分かりませんが、デパートの地下の食品売り場で買い物をすると
ビニール袋を何重にも重ねて包もうとしてくれます。
近所のスーパーで買い物をするときはエコバックで買い物する事が当たり前なのに・・・。

些細なことですが繋がるっているような気がします。

投稿者 academy : 2007年11月14日 23:48