2007年10月17日

生きる力                            瓢亭 髙橋義弘

すでにブログでご存知の方も多いかと思います。
私事で大変恐縮ですが、先日結婚いたしました。

これまでお世話になった方々には、
より深く、そして末永く、
お付き合いさせていただきたい。
父の言葉を借りますと、
正直に謙虚にと
自分自身を戒めながら、
一生懸命がんばっていく所存です。
改めて皆様には、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今後もどうかよろしくお願い申し上げます。


さて本題ですが、
先月、新潟の長岡にてイベントをしてきました。
「現地の食材を使って京料理を仕立てる 第5弾」

今回のメインは諸子。
京都では昔から琵琶湖の諸子をよく食べました。
子持ち諸子なんか最高ですね。

でも最近は、環境の変化とともに諸子は減少。
口にするのはほとんどが養殖です。
その諸子の養殖を新潟で始められました。


皆さん以前震災があったときに、
養殖場の鯉が取り残されたのを覚えておられますか?
実はその場所が諸子の養殖場になったんです。

その場所は山あいにあって、日本でも珍しい環境の地域です。
谷間に棚田があるように点々とその養殖の池がありました。
ところどころ、岩が落下した形跡を残しつつ、
厳しい環境の下にありました。
私はその光景を見て、人々の生きる力を目の当たりにしました。

そして、新潟を訪れる度に、仕事が円滑に進み、
現地の方々やスタッフの皆さんのもてなしもうれしく、
ここでもより深い絆が結ばれていることを改めて実感しました。


私は正直に申しまして、
料理も人付き合いも決して器用ではありません。
不器用なほうです。
それでもたくさんの方々と巡り合えたのは、
食を通した様々な交流があったからこそ。

この数日、たくさんの方々に支えられている自分を自覚しました。
そして、私もできる限り、人の力になりたい。

人が人を支える。
そして、おいしい笑顔が生まれる。


また来年もイベントを行うのが楽しみです。

投稿者 academy : 2007年10月17日 23:54