2007年10月14日
行列のできる魚屋 ◆ 修伯 吉田修久 ◆
私の家の近所に古川町商店街という200mくらいの商店街があります。
そこに夫婦2人とアルバイトでやっている小さい魚屋があります。
そこは結構良い魚を扱っていて料理屋にも卸たりもしています。
奥さんがとっても料理が上手で曜日ごとに奥さんの手料理も販売しています。
木曜日は散らし寿司の日でその散らし寿司はとっても人気があり
早く買いに行かないとすぐに売り切れてしまいます。
具はとってもシンプルでジャコ、椎茸、蒲鉾、錦糸玉子だけなのですが、
柔らかい錦糸玉子と甘い椎茸が絶妙でとっても美味しいんです。
私もその散らし寿司が大好きで朝早くに行きますが
すぐに売り切れてしまうのでなかなか買う事ができません。
その味わいは昔食べたお母さんの味で同じものを作ってと言われても
その素朴で深い味わいはとても真似する事ができません。
昔、修行時代からその魚屋さんを知っていて料理の得意な奥さんに
賄いのヒントなど教えてもらった事もありました。
奥さんの作る若竹、肉じゃがなどは絶品でした。
旦那さんも良い人で鱧とぐじが大好きでいつも買い過ぎで
売れ残しては奥さんに怒られると言う漫才みたい事を毎日しています。
でも、良い魚が大好きでいつも新鮮な魚が店先に並んでいました。
鱧とぐじの目利きは素晴らしく必ずと言っても良いくらい開いて見ると油の入りは最高でした。
今でもたまに奥さんの味を思い出して献立のヒントにしたり、
旦那さんの教えで鱧やぐじの目利きをしていて本当に役立っています。
投稿者 academy : 2007年10月14日 23:52