2007年09月24日

里芋について                         萬重 田村 圭吾

9月に入り、少し涼しくなったように思いましたが、
また暑さが厳しくいつまでこの暑さが続くのかと思うと嫌になりますね。

とはいえ、夜にもなると虫の声が聞こえ、秋を感じるこの季節。
日本人であることを嬉しく感じます。
今日はそんな日本人にはなくてはならない「お芋さん」のお話です。

里芋は古くは縄文時代から日本人に食べられてきた芋で、
栽培の歴史も平安時代の宮中の諸行事を記載した「延喜式」にも登場します。

一説によると稲作が広がる以前は里芋が日本人の主食であったとも言われています。

江戸中期にサツマイモ、明治期にジャガイモが入ってきてから
日本人の「イモ」としての認知は失われつつありますが、
もともと山芋や長芋と言った「ヤマノイモ」に対して里芋は
「サトノイモ」と言う様に古来日本人が畑で栽培し、イモといえばこれを指していました。

正月のめでたい時に里芋をお雑煮にいれるのも、
里芋が日本人になくてはならない物だったからです。

栄養素も主成分はでんぷんですが、他の芋に比べて、
高血圧予防に良いとされるカリウムが多く含まれ、独特のぬめりには、
肝臓や腎臓の機能を助けるムチンが含まれています。

投稿者 academy : 2007年09月24日 23:54