2007年09月14日

食材おたく                           修伯 吉田修久

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先日休暇を利用して、金沢に行ってきました。

最近金沢においしい寿司屋が出来ていると
何人かのお客さんから聞いていて、楽しみにしていました。
色々と情報を集めた結果三軒の寿司屋に行ってきました。

一軒目は金沢でも有名な老舗のお寿司やさん。
二軒目は最近代が代わって若手の板前のお店。
三軒目は東京で修行され5年前にオープンした
これも若手のお店。

結果は一勝一敗一分けで中でも三軒目の店は素晴らしく、
25cm程もあるシャコやガンガンというオコゼと
メバルの合いの子みたいな魚など、
地の食材を使い、マグロなんかは築地から
最高のものを取り寄せていて、
ウニは北海道と九州と地のものと3種類用意して、
中でも北海道のウニは「はだてのスペシャル」で、
スペシャルといえば築地内でその日に一つか二つしかなく、
値段も二万~三万円とびっくりするような値段で取り引きされているウニです。
ご主人は(と言っても同じくらいの歳なのですが)「はだてのスペシャルです。」と
さらっとおっしゃいましたが、私は知ってるものの
普通の一般の人には分からないと思うようなマニアックな話を
こちらが返事をしようがしまいが自分の世界で淡々と話されます。

でもそれより九州のウニは地名と会社名は言えませんが衝撃を覚えるような甘さで、
旨味、コク、ねっとり感、甘味、風味、どれも最高で東京の超有名寿司屋と、
数軒しか扱ってないらしく、非常に珍しいそうです。

寿司飯も赤酢と塩だけで非常においしく、
寿司飯の出来だけでも他の2軒を圧倒していました。
ご主人の食材の厳選の仕方、見分けるポイントは話を聞いてると
非常に勉強になり、ご主人は握っている間も食材の話しかせず、
まるで食材おたくのように思えるほど食材への探求心はものすごくて
彼のお寿司を食べると改めて日本の食材のもつ底力みたいなものを感じました。

寿司は本当に不思議で味付けは酢と塩、
にきり醤油あとはつめぐらいなものでその食材の持つ強い天然の風味、
甘みなどの変化で楽しむことができます。

いつも思うことですが、日本の食材は本当に素晴らしいものがたくさんあって、
まだ知らないものもあると思います。
美味しい食材に出会う感動はなにものにも返られません。

投稿者 academy : 2007年09月14日 23:39