2007年09月13日

本日のぼやき その14              滋賀 比良山荘 伊藤剛治

比良の山里も、朝晩はめっきり涼しくなり、いよいよ秋の足音が聞こえて来るようです。

そう!!“秋”といえば“キノコ”では御座いませんか?
いいぞ!いいぞ!やっぱり秋はキノコの話にかぎる!!

そこで本日は、夫婦仲良くキノコ作りに専念されている方々を紹介します。
「“カシノキナガムシ”さんです。どうぞ!!」
 なんじゃそりゃ・・・・?

冗談は、さて置きまして本題のぼやきに入りましょう。
皆さんの中で、お家から山が見える方、今すぐ山をよーく観察してみて下さい。
(ビルしか見えない?そういう方は、次の休みに山へでかけましょう。) 
どないです? 所どころ、山の中に赤くなってる木がありませんか?
それ、紅葉してるのと違いまっせー。 枯れてるんでっせー。

 “カシノキナガムシ”の仕業かもしれません。
特にここ数年、猛威をふるっているそうです。(温暖化の影響とも、言われている。)
この“カシノキナガムシ“ 木に小さな穴をあけ、ツガイでキノコを作り、それを食べて
生きています。
無数の、ツガイがキノコを作ることによって、その木の養分を採り、枯らしてしまいます。

そして、この虫の好む木の種類が、問題なんです。
樫、ナラ、クヌギ、椎、などの木で、一般的に雑木と言われる落葉樹が主です。
この木々は、すべて“どんぐり”を落とす木です。
どんぐりが森の中に落ちなくなったら大変なことになります。
言うまでもなく小動物から大動物に至るまでの、大切な食料です。
そして、雑木からの落ち葉は、微生物に分解され、土を肥やし、川を浄化する。

 わが山荘にとって、雑木から生えるキノコも、これから栄養をたっぷりつけて
冬に登場する熊やイノシシの事も心配です。
しかし、そういう一つ一つの事を含めた森全体の生態系の事を、本当に危惧します。
                                    
                                                合掌 

投稿者 academy : 2007年09月13日 23:52