本日のぼやき その14 ◆ 滋賀 比良山荘 伊藤剛治 ◆
比良の山里も、朝晩はめっきり涼しくなり、いよいよ秋の足音が聞こえて来るようです。
そう!!“秋”といえば“キノコ”では御座いませんか?
いいぞ!いいぞ!やっぱり秋はキノコの話にかぎる!!
そこで本日は、夫婦仲良くキノコ作りに専念されている方々を紹介します。
「“カシノキナガムシ”さんです。どうぞ!!」
なんじゃそりゃ・・・・?
冗談は、さて置きまして本題のぼやきに入りましょう。
皆さんの中で、お家から山が見える方、今すぐ山をよーく観察してみて下さい。
(ビルしか見えない?そういう方は、次の休みに山へでかけましょう。)
どないです? 所どころ、山の中に赤くなってる木がありませんか?
それ、紅葉してるのと違いまっせー。 枯れてるんでっせー。
“カシノキナガムシ”の仕業かもしれません。
特にここ数年、猛威をふるっているそうです。(温暖化の影響とも、言われている。)
この“カシノキナガムシ“ 木に小さな穴をあけ、ツガイでキノコを作り、それを食べて
生きています。
無数の、ツガイがキノコを作ることによって、その木の養分を採り、枯らしてしまいます。
そして、この虫の好む木の種類が、問題なんです。
樫、ナラ、クヌギ、椎、などの木で、一般的に雑木と言われる落葉樹が主です。
この木々は、すべて“どんぐり”を落とす木です。
どんぐりが森の中に落ちなくなったら大変なことになります。
言うまでもなく小動物から大動物に至るまでの、大切な食料です。
そして、雑木からの落ち葉は、微生物に分解され、土を肥やし、川を浄化する。
わが山荘にとって、雑木から生えるキノコも、これから栄養をたっぷりつけて
冬に登場する熊やイノシシの事も心配です。
しかし、そういう一つ一つの事を含めた森全体の生態系の事を、本当に危惧します。
合掌
投稿者 academy : 2007年09月13日 23:52