2007年08月26日

阿蘇の自然に触れて          相伝京の味 なかむら 中村元計

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8月も残りわずか。
涼しい秋はもうすぐそこと心待ちにしているのは私だけでしょうか?
当分涼しい秋はきそうにないですが・・・。

昨年は家族旅行に知床に行きました。
このブログでも書いておりますが今年はその正反対の九州は阿蘇へ行ってきました。

3年前には阿蘇、高千穂、天草と回りましたが、今年は阿蘇の雄大な自然に触れて、
のんびり、ゆっくりうまいもん食って温泉に浸かって、
日頃の疲れを癒すと言う子供の為の旅行と言うより私の為の旅行のようになりました。

阿蘇は野菜の有機栽培がさかんらしく、
それ専門の料理屋さんへ(料理屋さんといってもおばさんがやっているのですが)行ってきました。

ですから料理自体にはそんな華やかさはありませんが、
おいしい野菜を心をこめて作られたのが感じられる素朴で非常においしい料理でした。
馬刺しも予め食べたいとお願いしておきましたので非常によいものを食べさせていただきました。

又次の日も野菜料理が中心のバイキング形式(バイキング形式は非常に合理的ですが、
食べる側のマナーが非常に問われる形式ですので、
基本的に今のこの時代我々は足るを知ると言うことを
心の片隅に持っておいたほうがよいと思うので個人的にはあまり好きな形式ではない)の
レストランに行きましたが、ここも阿蘇周辺の有機栽培(牧場の堆肥を乾燥させ土に戻す方法らしい)で
作られた野菜を中心に、乳製品、豆腐等の食材が一つ一つ丁寧に料理されており
非常に安価で大変おいしかったです。
 
ところで、「万物の根源は水である」。
古代ギリシャのタレスはこのように言っています。

根源かどうかはよくわかりませんが、私自身、水と言うのは料理するうえで重要な位置を占め、
それだけでも興味深く、又、日々の生活においても、健康においても、
昨今の環境問題を鑑みても大変興味深いものです。

水はいろんな姿を現すとも言われます。
美しいピュアな水は美しい氷の結晶をつくり、人の感情をも結晶にして表すそうです。

実は今回の旅行の最大の目玉と言うのは大げさですが阿蘇の水源めぐりでした。

阿蘇はいたるところに水源があります。
勿論阿蘇の雄大な自然を子供たちに触れさせてやるのはいうまでもなく
(遊覧ヘリコプターにも乗りました)、ある所では杉の巨木が生い茂る中を滝のように
湧き出している水源、苔むした大岩の中を泉のように滾々と湧き出る水源、
神社の横を小川のようにさりげなく流れている水源、
砂糖を入れたらサイダーになる炭酸水の水源等等、
どれもみな本当にきれいな美しい透き通った水でした。
眺めていて惚れ惚れするような素敵な美しい水でした。

一番印象に残ったのは、あるホテルの前の丘に遊歩道
(距離500メートルほどの山道)があり、その中にある水源でした。
小川のように流れておりました。水温約8度、九州の中でも
おそらく一番水温が低いと書かれてありました。一口飲みました。

冷たい。

うまい。

五臓六腑に染み渡る。身体が洗われる。そんな感じでした。

子供たちもいろんないい思い出を持ってくれたことだろうと思い、
小学生の息子に「この旅行で何が一番印象に残った?」と聞きました。

息子曰く「旅館の前でやった花火」

投稿者 culin : 2007年08月26日 23:54