2007年08月14日

残暑お見舞い申し上げます・・・               修伯 吉田修久

残暑お見舞い申し上げます

お中元の時期も終盤ですが最近、
私はお中元にお肉を贈ることがあります。

それが結構喜ばれることが多くて、ふと考えると最近でこそ
贈り物にお肉は普通の事ですが、今から20年前では今ほどスーパーにも肉の種類も少なく、
霜降りの肉なんて見なかったように思います。

昨年、フェローシップでパスカルたちが来日したときパスカルたちが
スーパーなどでなぜもっと肉の内臓などがないのか?
日本人は内臓はあまり食べないんじゃないか?
食べるとしたらどんな食べ方をするのか?と質問してきました。

言われてみると、フランスでは脳みそや仔羊の舌など
日本では見かけることのないものまでたくさんありますが、
日本ではまず見かけることはありません。
内臓料理にしても、焼肉?土手煮?あまり思い浮かびません。

次に彼らは日本人は牛肉をいつからよく食べるようになったのか?と質問してきました。
牧場研修先でお伺いすると、明治時代から、今から約120年ほど前からだそうで
東海道本線が全線開通して東京に近江牛が流通するようになり全国に広まっていったそうです。
120年前と聞き彼らは納得していました。

ちなみに、東海道本線が開通するまでは、牛を引いて東京まで運んでいて、
すき焼きが主流だったそうです。

狂牛病などで少し肉離れする時期はありましたが、
牛肉好きの人はかなり増えてきたのではないでしょうか?
傾向は霜降りの柔らかい肉が人気がありますが、
柔らかく味のある肉、旨味成分の多い肉で
欲を言えば香りの良いものが良いんですが、
セバスチャン・ブラスも牧場に牛の歩くスペースがないと言ってビックリしていました。

聞くと肉を柔らかくするために歩かせる必要がないからで、
彼らに言わせると歩かせないと肉の旨味、香りが出ないそうで、
週に1日で良いから牛を歩かせてくれないか?と言ってました。

それはおもしろい、あまり牛肉の好きじゃない私は前から牛肉よりも
よく運動した地鶏のほうが好みで、断然、肉より魚です。

今いるそこの牧場長はフランス人の言ってることが理解できてないように見えましたが、
代が変わればひょっとすると理解してもらえるかもしれません。

柔らかい、旨味成分の多い牛肉を送ることができる日は近いかな?

投稿者 culin : 2007年08月14日 21:51