家庭料理が心配です ◆ 大和学園 仲田 雅博 ◆
家庭料理が心配です。
近頃の家庭では、料理を作って食べるから、
買って食べる時代へと徐々にシフトして来ています。
現在では、外食産業より中食産業が、本当に盛んです。
平成15年の総務省「家計調査」の資料では外食は少し鈍っているが
中食においては、まだ伸びている傾向であるといわれています。
この原因は、私たちの生活サイクルが大変忙しくなって来ていることと、
中食業界の躍進的な営業努力と社会のニーズが合致した事の原因が挙げられると思います。
また、料理を作る楽しさが忘れ去られる時代ともなってきました。
料理を作る楽しさや家庭料理の大切さを感じる人が、
大変少なくなっているのは残念で仕方が無い事です。
しかし、今の時代食べる楽しさを求めている人たちは、
テレビや雑誌を見ている限りでは大変多いのではと感じています。
食べるのは好きだが、作るのは手間で、
後片付けも手間で邪魔くさいと言うことで、
料理をする人が無くなるのではと心配になってきます。
今の家庭環境を見てみると、多くの家庭では料理を教えるお母さんや
おばあさんが少なくなっているのも事実です。
大変残念なことでもあります。
今では、家庭料理を教えるのは、家の人たちではなく、
私どものような料理教室や料理本、雑誌、テレビ等が多くなっています。
家庭料理は私たちが健康で元気に生きていく上で一番大切な食事だと思っています。
家庭料理が無くなることで、現代病と言われている生活習慣病の予備軍を
大勢作ってしまう事になってしまうように思っています。
私たちの料理スクールでは、家庭で手軽に出来る、
簡単で美味しい料理を柱に家庭料理を指導させていただいております。
これはプロの料理ではなく、家庭を楽しむ家庭料理のプロが
作り上げると言った姿勢で指導させていただいています。
私どものインストラクターは、料理を教えるだけでなく、
料理の楽しさを教える指導にも力を入れております。
私どもの小さな力が、将来の大きな家庭料理の伝統の力になれるよう
頑張りたいと思う次第です。
ぜひ、料理に関わる全ての人に、
料理を作る楽しさを伝授していただきたい物です。
投稿者 culin : 2007年08月01日 21:48