2007年07月24日
胡瓜 ◆ 萬重 田村 圭吾 ◆
胡瓜の名前の由来は中国西域(原産地はインド)の「胡」の国より伝来したとか、
昔は現在の様に緑色のものを生で食べるので無く、
瓜の様に黄色くなったものを火を通して食べていたため
「黄瓜」から「きゅうり」と呼ばれるようになったなど諸説があります。
実際に胡瓜は「サラダ」と言う概念が戦後に広がるまでは葛引きにしたり、
漬物として食べるのが一般的でした。
とくに白胡瓜「あさかぜ」はそんな昔ながらの在来種で、
味は白い部分の皮は柔らかく中心の種の部分は多いですが甘味もあり、
美味で京都の昔ながらの野菜です。
大阪では「ケマ胡瓜」とも呼ばれているようです。
あと「四葉(すうよ)胡瓜」と呼ばれる、イボイボ胡瓜も有りますね。
歯切れがよくカリッとした食感がいいのですが、共に日持ちがしない為、
最近はあまり流通しないのが、残念なところです。
胡瓜には「カリウム」が多く含まれており、むくみやだるさの解消効果が期待できます。
但しアスコルビナーゼという物質を含み、これがビタミンCを壊す作用があるので、
生で食べる場合、酢を加えると抑えることが出来ます。
そういう意味では「胡瓜の酢の物」と言うのは理にかなった食べ方で
昔の人の智恵には改めて驚かされますね。
投稿者 culin : 2007年07月24日 23:50