祇園万灯会に参加して ◆ 美濃吉 佐竹洋治 ◆
祇園祭りも始まり、京都全体が「祭り気分」にて賑わっている中の7月10日の日に
私は「祇園万灯会」主催の「お迎え提灯」に参加しました。
昨年より初めて参加するようになり、
当時、私は正直「単なる祭りの行事で歩くだけで、その辺りの暇人が参加しているのかな?」と
軽い気持ちで指定された集合場所に行ったら何と、京都の料理界を代表する方ばかりが
集まっておりまして、身が縮んだ記憶があります。
そもそもこの「祇園万灯会」はかなり昔から結成されており、
まず、当日の昼過ぎに集合しまして、皆、着物に着替え、
その後夕刻前に八坂神社を出発して四条通りを練りながら市役所へ。
そして子供たちの小町踊り、祇園祭り音頭の舞踊が披露され、再び八坂神社へ戻るわけであります。
その後、八坂神社の三基の神輿を鴨川の水にて清める神輿洗いが行われ、
この日は終わるのであるが、今年は運悪く大雨の影響で、八坂神社を出発したものの、
市役所まではたどり着けずに結局、例年の市役所前での舞踊は決行できずじまいでした。
それにしても、この日に行われる神輿洗の行事は優雅でスローな山鉾巡行とは対照的な
勇壮な神事で、間近で見ると、圧倒されるぐらいなものでありまして、
内心、皆、忙しい方ばかりが集まってよくこんな大掛かりな行事をしているなあとつくづく思います。
京都の料理屋のご主人の共通点を私の個人的な視点からみてみると、
前述した「伝統行事」には皆、真剣になって必死にその行事を盛り上げようと
されるところにあると思われます。
無論、無償でしかもどんな忙しい時期においても参加されるので、
それだけ、「京都の文化」というものを継続させてまた、発展させるためにはどうすればいいか?
ということも常に考えていらっしゃるので、まだまだ私にはその余裕もないし、
そのような意気込みもないですので、今後のビジョンとして今回のような
京都全体の伝統的な行事には可能な限り参加して「京都」という土地を
盛り上げていきたいと思います。
投稿者 culin : 2007年07月20日 22:47