2007年07月14日

French regular customer               修伯 吉田修久

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ここ最近約2ヶ月ごとにフランス人のお客様がわざわざ
フランスのパリから京都に観光に来られて私の店に訪れてくれます。
先日も予約を入れていただきお越しいただきました。

海外のお客様は多いのですが、なぜかフランス人というと
いろいろと彼らの好みを聞きたくなります。

その方は日本の食に大変興味を持っておられて、
聞けば毎回滞在期間3週間の食事はすべて和食だそうです。
彼はしきりに京都の和食はほんとに美味しいといっています。

2月に来られたときは天然のふぐの焼き白子をお出ししたら大変感動されて、
説明するのに苦労しましたが、「仔牛の脳みそと似てる?」と聞くと、
「似ているがそれよりもピュアな味だ」と言っていました。

今回はいろいろ貝類をお出ししたところ、
蛤を「海の味と香りがしてトレビア~ン」と言っていました。
ウニもお出ししたところ「海の味がして大変美味しい。
フランスでは食べることが出来ない」と言っていました。

ウニは昨年パスカルがフェローシップで来日したときに、
淡路のウニと北海道のウニを食べ比べたときにしきりに「海の味」に注目していたので、
味の強いウニを出したところ大変喜ばれました。
鮎の内臓も問題なく、しかし、少し物足りなく思ってるように感じました。

80歳のボキューズの奥さんが3人いてみんな一緒に暮らしている事や、
パリのワインのストック種類で有名なベトナム料理店の裏話など
毎回いろんな話を聞かせてくれます。

こういった海外のお客様はホテルのコンシェルジュからの紹介もありますが、
ほとんどの方は一度来られたお客様の紹介が多くかなりの高い確率で
二度、三度と来ていただけます。

海外のすべてのお客様が共通して
「自分の国の日本料理店と京都の日本料理店と本当に違って、
京都に来てみて日本料理の美味しさが分かった」と言ってくれます。

まだ海外では日本料理のことはあまり知られていない事が分かります。
日本人がフランス料理を理解しているように、パリのレストランに日本人が多いように、
もっとたくさんの外国のお客様が日本の日本料理店で食事をする姿を
見られる日は近いような気がします。

投稿者 culin : 2007年07月14日 22:22