2007年05月29日

お米一粒には7人の神様がいるんだよ!          監事 太田 守

「お米一粒には7人の神様がいるんだよっ!」

もう20年以上前に、給食の時間中、
クラスの片思いだった女の子に言われた言葉です。

当時はまだ米飯給食が珍しく、給食の時間も終わりの頃に
米粒をとばしたりして遊んでいたのでしょう、その女の子に注意され、
当時からおバカだった私は注意された恥ずかしさと照れ隠しのため、
内心はその子が正しいと思いながら素直に謝ることもできませんでした。

さらには「神様なんかどこにいるんですかぁ?」などと
今となっては恥ずかしいばかりの逆ギレをして、
その女の子と言い争いになってしまい、
淡い恋も無残に終わってしまった苦い記憶があります。

上記の言葉は昔から伝わるもので、
お米の大切さを説いた言葉であることは皆さんご承知のとおりだと思います。

昔は食料も豊かでなくお米は本当に大切に扱われ、
またその一粒を作るため多くの労力が必要であるため、
感謝しつつ最後の一粒まで食べることが当たり前だったのでしょう。
そしてそれは多くの日本人の共通認識であり理解できる価値観だったのだと思います。

飽食の時代と呼ばれる現代、大量の残飯やコンビニでの廃棄物を目にすると、お米を含めて食物への感謝の念が薄れているような気がしてなりません。

食事の際、満腹でご飯を残そうとすると、
今でもその女の子の「お米一粒には7人の神様がいるんだよっ!」という声が
頭の中によみがえり、ついつい残さず食べて後で苦しい思いをしてしまうのでした。

投稿者 culin : 2007年05月29日 16:28