昔からの習慣 ◆ 萬重 田村 圭吾 ◆
「節分も過ぎ、立春も迎えましたので春らしくなってきましたね。」と言いたいところです。
毎年なら、うちの調理場は非常に寒いので靴下2枚に使い捨てカイロなしには
過ごせないぐらい寒いのですが、今年その重装備をしたのは
数えるぐらいの日しかないぐらい異常気象を感じます。
さて本日は少し習慣というものを考えてみたいと思います。
先日、テレビを見ていますと「バレンタインデーにチョコを!!!」は今年で50周年記念とか。
これも日本独自の習慣だそうですが、今はチョコだけでなく他のものを送ったり、
本チョコ、義理チョコ、友チョコなるものまで存在するそうです。
またその番組のアンケートの結果によると7割近い人があげるのも、
もらうのも「辞めたい。」と思っておられるそうです。
確かにお互い邪魔臭いですよね。・・・・・と言いたいところですが、
その番組でも言われていましたが習慣と言うものは本来「邪魔臭い物」なのです。
しかし年に一度、「この日に勇気をもらい意を決して告白する子もいるでしょう。」
私事ですが、「いらんいらん。」と言いつつ、職場の義理チョコとはいえ、
事務員さんや仲居さん、洗い場のおばさんにもらっても嬉しいものです。
自然と普段あまりしゃべらない方とも会話になります。
このように「何かのきっかけ」を与えて頂けるのも「習慣」のありがたいところです。
さてさて別に私は洋菓子さんではないので、「バレンタインにチョコを!!」と
売り込んでいるわけでは有りません。
私はアカデミーのブログの中でこの「習慣」について何度か触れてきましたが、
今回の「お題」の節分とお雛さんで少し気になることがあるので今回書いてみました。
ここ数年10月になると「かぼちゃ」を良く見かけませんか?
そう「ハローウィン」ですね。
家の近くでも今年、子供が「おかしをくれないといたずらするぞ!!」という意味の英語をいいながら
仮装して近所を廻っていました。
でも日本にも同じような習慣が存在したことを皆さんご存知ですか?
実は戦前でほとんど途絶えたらしいのですが、
日本にも「おばけ」という、子供たちが仮装して町を歩く習慣があったのです。
今は京都の花街でしか見れない習慣(芸妓さんや舞妓さんが普段とは違う格好で
お座敷に上がられます。)ですが、本来邪気をはらう意味でしていたようです。
そんなこと言って私も数年前まで知らなかったのですが。
本来節分は昔でゆうところの「年の最後の日」邪気をはらい、
福を呼ぶために豆まきをして、「おばけ」をする。
それが日本の習慣だったようです。
外国のハローウィンは知っていても、「おばけ」知らん。
ではいけないように感じます。
また皆さんはお雛さんとお内裏さんどちらに置かれますか?
お雛さんは右?左?どちらも見かけるんやけど???とよく聞かれます。
答えは両方正解です。
京雛は向かって右がお内裏さんで左がお雛さん。関東雛はその逆。
関東雛といいますがこれは明治維新以降にできた形のようで
古来から日本では京雛の形で置かれていたようです。
実際厳密なことを言うと京雛は「たち雛」とも言われますが。
それはいいとして意味を理解した上ですることは良いのですが
解らないでやることはいいのかな?と私は個人的に思います。
「知る」すなわち意味を知った上で選択することは個人の自由です。
だから私は多くの機会において「選択肢を増やしたい」といつも願っています。
いつも知らない事だらけで恥じのかきっぱなしですが・・・・・。
みなさんは今年お内裏さんとお雛さんをどう飾りますか???
投稿者 culin : 2007年02月24日 19:12