2007年02月01日

近畿地場野菜応援団           学校法人 大和学園 仲田 雅博

近畿の地場野菜は、野菜農家の高齢化や都市化の進展などから減少傾向にあり、
京阪神市場に入荷する地場産の野菜は、全体量の5分の1と、年々産地が遠地化し、
その供給力が危ぶまれております。
また、輸入野菜の急増も農家の生産意欲の減退により拍車をかけています。

「近畿地場野菜応援団」は「地場野菜にエールを送ろう!」を合言葉に、
平成9年の12月に設立されました。

今こそ地場野菜を守り育てるために、そして、生産する側が魅力をもって
野菜生産に励んでもらうために何ができるかを共に考えることが重要と考えました。
このため、 地場野菜に思いを寄せる生産者、消費者等各々の立場の者が結集し、
自らの行動で地場野菜を守り育て、地場野菜にエールを送る
「近畿地場野菜応援団」を設立しました。 
(設立:平成9年12月4日、会長:奥村彪生(伝承料理研究家))

会員は、野菜生産者、消費者はもとより、流通関係者、食品産業関係者や医師、
栄養士、教育関係者、文化人など幅広い分野から個人・団体を問わず
数多くの方々に入会していただいています。
思いを同じとする方々の御入会をお待ちしております。

少し宣伝になってしまいましたが、私たちのように調理するものは、
素材の本当の良さや大切さを一般の消費者に伝える義務もあるのではないかと考える次第です。

私は、日本料理アカデミーの食育教育を携る者として、
現在お手伝いをしておりますが、本当に良い食材を守るための運動も平行して実施する事が、
将来の食生活を守るためになると考えております。

確かに京野菜「京の伝統野菜」は、非常に大きく成長し日本全国から引き合いが来ているようです。
私は、ここにも少し問題があるように思います。

京の野菜は京都の近郊の人達が使ってこそ京野菜で、これこそが「地産地消」なのです。
儲ける事は大切ですが、儲かるためには何でもするのでは、食はダメになってしまいます。
食は私たちの体と心を作ってくれる物だと、信じております。
私たち食にたずさわる者一人ひとりが、日本の食(食材)をもう一度見直してはどうでしょうか。

近畿地場野菜応援団のアドレスです
http://www.kinki.maff.go.jp/introduction/seisankeiei/yasaioen/yasaioen.htm

投稿者 culin : 2007年02月01日 19:42