フロリアン・ファブリオなる者 ◆ 木乃婦 髙橋拓児 ◆
前回のブログで、フランス人シェフとのコラボを御紹介させて頂きましたが、
そのイベントのフランス側の助手として来日していたのが、『フロリアン・ファブリオ』なる者でした。
彼は、16歳から料理の道に入り、アメリカ、フランスなど10数軒の店を回り、
若干24歳でティエリー・マルクスの下で3番手として働き、
レストランの全てのレシピを作れるという、瞼にピアスをした男前のシェフです。
現在の一番好きな彼女???は、ソムリエらしい。
まあ、素性はともかく、彼はこのイベント後、休暇らしく、
東京のアラン・デュカスの『ベージュ』・『ブノワ』に研修に行きました。
その後、1週間ほど、うちの店に研修?遊び?に来ていました。
毎日、好きな時間に来て、好きな時間に帰り、観光もして楽しんでいました。
彼は今回始めて京都に来て、「日本大好き!見るもの全てが新鮮だ!
ゆっくり長い期間研修したい。」と言っていました。
(一応、片言の英語で会話をしております。)
そして、彼は研修させて頂いた御礼にと、料理を5品手際よく作ってくれました。
全ての料理のコンセプト・デザインがユーモラスで遊び心たっぷりでした。
たいしたもてなしもしていないのに、真剣に料理を作り、
思いを伝えようとする気持ちに感動しました。
こんな自然体の交流は、一朝一夕で出来るものではないと思います。
やぱり今まで、そしてこれからの日本料理アカデミーの事業が
これからどんどん各国の料理人との和を広げていくきっかけになっていくと思います。
今回フロー(こう呼んでいました。)が来て分かったのですが、
星付レストランの3番手、4番手クラスを対象とした研修受け入れも地味ではありますが、
地に足着いた活動で個人的にはこれなら継続して毎年でも可能だと思いました。
本当に自分には無いもの、出来ないこと、沢山教えてもらった1週間でした。
P.S. フローはうちの店の子と行った京都の夜の街も、大変気に入ったようでした。
今後は、世界各地を回り、いずれはパティシエである兄と、
お客様と接する形でカウンターの店をしたいそうです。
オープンしたら案内来るかな?
投稿者 culin : 2006年12月28日 19:18