2006年12月23日

酢タマゴ?                         嵐山熊彦 栗栖 基

最近、義父から“基君も中年の域に入り、
自分自身の健康管理について何か特別なことでもしてるの?”と尋ねられ、
返答にしどろもどろした時、間髪いれず義父から“酢タマゴ”を試してみればと
半信半疑で“義父特製の酢タマゴ”を試飲する機会をいただきました。

まずもってこの“酢タマゴ”なるもの、
広口ガラス瓶などに醸造酢(米酢・玄米酢どちらでも可)350ml、
新鮮なタマゴ2個を入れてガラスの蓋をして冷蔵庫に保管し、
1日~2日に、一度(タマゴのカルシュームが溶け出すときに発生するガス)を抜き、
3日~4日経過すると、タマゴの殻がほとんど溶け、タマゴの薄皮だけが残る。
その状態のものを割箸などでかき混ぜ、一度、ガーゼのようなもので濾し
冷蔵保存しただけのものであります。

読者の皆様も想像されるとおり、原液そのものはまことに筆舌しがたい“酸味と
苦味がまじりあった”人間の食生活においてあまり縁のないものであります。
ところが、この原液を水で2倍~3倍程度に薄め、糖度を加えてやれば
見事に美味しいとまではいかずとも、個々の好みの味付けで毎日、
愛飲できる飲料に変身するのです。

因みに、わたしのお気に入りは“酢タマゴ”20ml~40mlを
100%りんご果汁で2倍~3倍に薄めていただきます。

まだまだ試飲して日は浅いので特別体調に変化はみられませんが、
今年73歳になる義父は3年前から飲み始めて、
ここ2年間は風邪などひいた事がないと申しております。
それほど義父にとって“酢タマゴ”は健康管理の第1条件と
言っても過言ではないようです。

実はこの酢タマゴなるもの“古来より、
わが国の健康食品”として親しまれてきもので、
その効用はインターネットなどで検索すると相当量の情報をご覧いただけます。

因みに、プロスキーヤーの三浦雄一郎氏のお父さん「三浦敬三氏」
(この方は100歳の現役プロスキーヤーとして著名)が
長年この自家製酢タマゴ愛飲者であったことは特に有名な話です。

人間は本来、自然の産物であり常に自然の中で生かされ、
自然との調和を保ちつづけてまいりました。
人間が構築した文明の一つに医学の進歩があり、
それは日進月歩で進化し続けてきました。

あるとき古来より存在した自然のバランスが崩れ始め、
その結果、人間が本来もっていた生物としての能力バランスを
崩しはじめてきているように思われます。

その結果、様々な環境問題・社会問題・現代病
(昭和初期には存在しなかったような現代病など)を
ひきおこしているとかんがえるのであれば、
本来、自然界・人間界にあったなんらかの善玉なエネルギーが
ある一定のバランスを保つことができず、
悪玉なエネルギーが増加したために、
今日のような現代の文明を持ってしても
解き明かすことができない現象があると仮定でき、
この問題を処置していくには、
まずもって現代社会に“自然回帰思想”を
今一度植えつける必要性があると感じています。

日頃より、義父が愛飲する“酢タマゴ”は
現代医学から見ればあくまでも民間療法の1つにしか過ぎません、
しかし本来、人間の体内に存在する自然治癒能力は
現代医学が発明した処方箋と対峙して
人間の自然な健康管理を維持するための医食同源的な、
薬というよりは食品のような気がします。

機会があれば興味のある方はトライしてみては如何ですか?
健康管理は人間の煩悩における普遍的な永遠のテーマと言えましょう!

今年も、年末年始を迎えるにあたり私自身、
健康管理を心がけ、来る丁亥歳に心身ともに万全の体調でのぞみたいと思います。

末筆ながら、今年一年、日本料理アカデミー会員として
活動させていただき有難うございました。
ならびに多く先輩諸氏のご指導、ご厚情を頂きましたこと心より御礼申し上げます。

来る丁亥歳が皆々様にとりまして素晴しい1年でありますように、
祈念申し上げ今回のブログを閉めさせていただきます。

投稿者 culin : 2006年12月23日 19:55