食育授業 ◆ 懐石・宿 近又 鵜飼治二 ◆
今回は、今年2月私が担当で新町小学校にて行ないました食育授業での子供たちの
感想文をご紹介したいと思います。学年は4年生です。
授業は4講時行い、担任の先生とともに日本料理におけるだしの大切さ、
そして香り、だしのみの試飲、調味料との出会いの効果。
さっと茹でた(学校では生のまま食べることはできないので)大根と蕪の試食、
調理技術の披露などを行い、そのなかから、子供たちに食の大切さ、
食材への感謝、作ってくれた人への感謝の気持ち、
そして、おもてなしの心などをテーマにしました。
それではご紹介します。(小学生のそのままの文章です)
『私は大根はよく食べるけれど蕪はあまり食べません。
ですが生に近いものが、こんなに美味しく食べられることを知りました。
大根の桂むきは薄くてびっくりしました。又,型抜きしただけでもかわいいのに、
そのあと包丁で細工したらもっとかわいくなってびっくりしました。
私もしてみたいと思いました。
おじさん(私のこと)に「いただきます」「ごちそうさまでした」の意味を教えてもらったので
これからは絶対「いただきます。ごちそうさまでした」を言いたいです。
今回来ていただいて本当に有難うございます。
お母さんに大根、蕪の料理を作ってもらいたいです。』 女子
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『近又さんに来てもらったことで一番心に残ったことは、
生き物の命をもらっているということです。平気で食べていたけれど、
感謝しないといけないなと思います。そして食べるときはかわいそうというのも大事だけれど、
その命をどういう風に大切にしてもらうかが大事だと思います。
好き嫌いを平気でしている人もいるけれど命をもらっているのだから
感謝して美味しくいただこうと思います。
私は近又さんの願いはこのことだと聞いて、料理を作るときも、
食べるときもこのことをいつも頭においていようと思いました。』 女子
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『私は「料理人」になることがが夢ではありません。
しかし理由は一緒です。おもてなしではありませんが、
人を喜ばせるということは一緒です。
今日の授業で、人を喜ばせるということがすばらしいことであると改めてわかりました。
私のは夢は「バレリーナ」です。桂むきや、細工などとは違いますが、
おじさんのような料理人の天才のように、私も天才を目指したいです。
それから、今日教わったことをお母さんに教えてあげたいです。』 女子
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『僕は近又さんのお話で一番心に残ったのは、はじめはみんな生きていたでした。
なんだかハッとした感じで、人間は生き物の命をもらって元気にしていられるんだなと
あらためて思いました。
また、大根と蕪を食べてそのものの味がすごく美味しいと思いました。
だからこれからはそのものの味を大切にしたいと思います。』 男子
以上、まだまだたくさんのすばらしい感想をいただきました。
我々「日本料理アカデミー」の活動が子供たちに
大きな感動と影響を与えることができていることをこの感想文で感じます。
ひとつひとつ積み重ねであるとは思いますがこの子供たちの感想を励みに
国内事業部の活動が間違いないことを信じ、皆の力を合わせて更なる活動を続けたいと思います。
投稿者 culin : 2006年09月11日 20:15