2006年08月28日

ガンパオ                           木乃婦 髙橋拓児

DSC01177-S.JPG


ガンパオ、これはアムロ・レイが乗っている
新型のモビルスーツではありません。
乾鮑』と書いて「ガンパオ」と読みます。
つまり、中華の食材の干しあわびのことです。

以前、買っては見たものの扱いが難しく
倉庫に眠らせていたものを久しぶりに戻して
調理してみることにしました。
その時の調理行程及び、私の行動をご紹介いたします。

1日目 
10:00~17:00  干し鮑を水につける。
17:00~22:00  干した時の砂が付着しているので汚れを洗い落とした後、
             水を替えながら、3回に分けて蒸し、臭みを抜く。
22:00~       鶏がらスープ・葱・生姜を入れて弱火で煮始める。
             
        店の厨房で賄いを食べ、そのまま厨房に宿泊。

2日目
     ~ 1:00   煮終わる。
 1:00~ 5:00   鮑を取り出し、鶏がら・金華ハム・利尻昆布・日本酒古酒
              鮑の煮汁(生の鮑を焚いただし)・薄口・みりん・日本酒で4時間煮込む。

        一旦、家に戻り、風呂に入る。歯を磨く。
        店に戻って、タイマーをかけて2時間ほど仮眠

 5:00~ 8:00  火を止めて、自然に冷ます。
 8:00~12:00  水を足して、再度4時間煮込む。
12:00~15:00  火を止めて、自然に冷ます。
15:00~19:00  水を足して、再度4時間煮込む。出来上がり。

という風に非常に手間のかかる食材で、
1個25g位のもので15,000円位ですので、
中華料理屋さんで「鮑のオイスター煮込み」を注文すれば、
確かにあの値段って相応ですよね。
写真の左が乾鮑の調理前、右が調理後です。
かなり大きくなりました。

さて、試食!
うっ!硬い・・・」悲しいことに失敗しました。
急いで作りましたから、おそらく戻し時間が短かったのでしょう。
でも、味はそこそこ美味しくなっていました。
失敗とはいえ、ガンパオを3個だめにしたとはいえ(痛たた)、
楽しい有意義な合宿でした。

フカヒレ」を店で使おうと思った時もこんな感じでした。
とりあえずやってみる事が大事ですよね。
色々と頭の中でシュミレーションして実践する、料理ってこれの繰り返し

いつかは、「ガンパオ」を乗りこなせる様なパイロットになります。違うか!?

※ 文中青字のリンク先は「ウィキペディア フリー百科事典」の各項目に繋がっています。

投稿者 culin : 2006年08月28日 13:43