2006年08月11日

今、食育とは                     懐石・宿 近又 鵜飼治二  

8月8日、9日の両日、国立京都国際会館にて
教職員・教育研究関係者・保護者・ボランティアを対象に
地域教育フォー-ラム・イン京都』が各種学校教育会主催で行なわれました。
これは13分科会に分かれて第1部は各種地域教育の特別講演が
分科会ごとに専門講師により行なわれ、
第2部は各分科会に携わっているコメンテーターにより
シンポジウムが行なわれました。

私は9日に開かれた第12分科会『地域で、家庭で花開く、食の心』と題して
今、食育とは』というテーマでの分科会に招かれました。

基調講演は滋賀県立大学教授田中敬子先生。
シンポジストに京都府立大学助教授大谷貴美子先生や
新町小学校運営協議会会長藤原信生様、
その他各教育関係の先生方とともに私も食育に携わる料理人として参加しました。

1部講演のあと、各先生方の食育に携わるコメントが発表され、
食育にかかわる貴重なお話を聞くことができました。
そんな中、私も3年前から食育に携わり子供たちとのふれあいで
経験したことをお話させていただいたのですが、
この日は会場の方がすべて大人の方でしたので
この際と思い【日本料理アカデミー】の組織の誕生と
私が所属する国内事業部の目的を述べ、その活動のアピールをしておきました。

また、それとともに子供の親として、
又子供と接する大人としての心構えを私なりに伝えさせていただきました。
 
以下のことが今回の私の発表した最も言いたかったことの文面です。
よければ参考にしたください。

1)子供の親として、又、子供にかかわった責任として、真剣に子供たちと付き合ってほしい
  ならば、今の自分、これからの自分がどうあるべきかを今一度考えてほしい。
  子供を意識してないときの自分の行動、発言に責任を持つべきである。
  そうすることが自分自身の生活にやさしさと、思いやりのある規律正しい生活感を
  持つことができる。
  たえずかかわりのある人や生き物との正しい規律ある交流が、
  子供たちに美しいふれ合いをもたらすのではないか。
  【公衆道徳】、【公衆衛生】、【食品衛生】など大切なことである。

2)自分が今まで体験した中で何か得意なものがあれば、たとえ自信がなくとも、
  体験談も含め、その分野について子供たちに話すことが、子供たちに生きることの
  大切さを教えてやることができるのではと思う。
  話すこと、教えることは難しい。でもそうすることが自分自身の勉強にもなり、
  新たな成長にもなる。できるだけ子供と接してあげようではありませんか。

3)ミュージカル、劇団四季『夢から醒めた夢』を先日見てきました。
  道化師のような役者が何度も、何度も『自分のことばっかり考えて!』といいます。
  でもその道化師は気づくのです。主役の少女が自分のことはほっといて、人のことばかり考えて
  生きていることに。
  『そうじゃないんだ、そんな人ばっかりじゃないんだ。
  いつも回りの人たちのことを考えて生きている人もいるんだ。

  このことがこのミュージカルの大きなテーマだったのです。
  思い当たる人はそのことに早く気づくべきですね。

4)これまで食育授業を学校で行なったとき、我々調理人が接することで、これから社会で
  生きていくことについてすでに考えようとする子供たちもいました。
  制服を着た人が接することは、子供たちに何かを強く与えることができると思います
  この子供たちがたとえば大学生になったときに、この食育授業を助けてもらえればとも思います。
  もう一度真剣に子供と付き合ってみることを考えてみてください。

投稿者 culin : 2006年08月11日 13:08