京都の湯葉 ◆ 岡庄 岡 豊雄 ◆
湯葉の作り方
通常は生の大豆から作るのですが
ご家庭では大変なので今回は豆乳から作ってみましょう。
まず用意するものですが、豆乳500gぐらいと大きい鍋と小さい鍋です。
①大きい鍋でお湯を沸かし、小さい鍋で豆乳を湯煎してください。
②小さい鍋の表面に膜がはってきたらお箸で鍋の縁をそっとなで、
膜と鍋をはがしすくい上げます。2本箸を使うと、やり易いかもしれません。
③時間をかけて湯煎すれば厚い湯葉が出来ますし、
さっと上げればどろどろとした湯葉が作れます。
久しぶりに作ってみると、子供のころ牛乳を温めておき、
しばらくすると膜がはってきて無邪気に喜んでいたのを思い出しました。
湯葉の起源
湯葉の起源ですが遣唐使がもって帰ってきたと言う方、
更に以前より京のお坊様の間で密かに伝えられてきたと言う方、
様々な説がありますね。どちらにしてもかなり昔からあったようです。
室町時代では豆乳の上澄みをすくって出来る事から、
「上」「うは」と呼んでいたみたいですね。
それが変化して、「うば」となり「ゆば」になったと考えられています。
「うば」が「ゆば」と呼ばれるようになったのは18世紀で、
「うば」の漢字は「豆腐皮」もしくは「湯葉」であったそうです。
(語源由来辞典より)
京都の料理に欠かせないのが湯葉ですね。
世界文化遺産に指定されております「教王護国寺(東寺)」の近くに
私のお店はありまして私の店でも湯葉料理を作っております。
現在においては湯葉になにかしら細工をほどこしたり、
湯葉でなにかを包んだり、混ぜ込んだものを東寺湯葉・東寺巻きと言う様になりました。
生の湯葉をわさび醤油で食べるのも美味しいですが、
一工夫した湯葉料理も美味しいと思いますよ。
更に湯葉料理を研究していきたと考えております。
投稿者 culin : 2006年08月03日 08:42