2006年08月13日
本日のぼやき (その1) ◆ 滋賀 比良山荘 伊藤剛治 ◆
毎日暑い日が続きますなぁ。
梅雨は、雨、雨、雨に泣かされて…。
それがドッコイ梅雨が明けたとたん、
連日の猛暑。ほんまに往生します。
そこで皆様、この涼しげな水の流れをご覧下さい。
ウチの店の前を流れる、自慢の谷川でございます。
江戸時代中期、飲料水と生活用水として、
そして、いざという時の防火用水として、
比良山からの伏流水を引き込んだのだそうです。
溢れんばかりに流れるこの水、飲めるんでっせー!!
これだけで、石油王になった気分や。ハッハッハッ!!
冗談はさておきまして、この谷川の水、
滋賀県が誇る一級河川、安曇川へと注ぎ
琵琶湖に流れ込みます。
しかし、この“飲める水”が到達した先の
琵琶湖の水質は残念な事に
皆様ご承知の通りであります。
しかしこのような現実は、これに限った事ではありません。
自然の破壊は、我々の身近な所だけでなく
地球規模で進んでいるようです。
私たち料理人は器の中の料理の素材が、
どこそこで獲れた魚が旨いの野菜が旨いのと、
そんな話はするけれど、
肝心のその素材が生まれ育って行くための
環境や条件、そんな話はめったにしない。
私は、将来を本当に憂いております。
そして反省致しております。
これから我々料理に携わる者達も、水、空気、山、川、海、すべてを含めた大自然と向き合い、
守るべきは守り、戻すべきは戻す。声を大にしたいものです。
投稿者 culin : 2006年08月13日 09:54