2006年07月22日
伏見百景 ◆ 竹中 徹男 ◆
伏見というと「清酒」をイメージされる方も少なくないと思います。
実際に伏見にはまだまだ多くの酒蔵が存在し、
美味しい清酒を作り続けています。
「伏見の女酒と灘の男酒」という言葉を
お聞きになった方も多いのではないでしょうか?
これは何も伏見のお酒は女性が作り、
灘のお酒は男性が作るという意味ではありません。
清酒の元になる井戸水の性質上、男性的なやや辛口のお酒と
女性的な優しいお酒が自ずから作られているという事です。
伏見の水は軟水で、まろやかな中に甘みのあるお水です。
そのお水から作られた清酒は辛口に作っても柔らかな優しい後味が残るのです。
これが伏見の清酒の大きな特徴だと思います。
そんな中、数年前から伏見港付近で十石船が航行するようになりました。
ご存じのように古来、大阪から運ばれた品物は伏見の港でこの十石船に積み替えられ、
京の都まで運ばれました。
そのために伏見は港町として独自の文化が生まれ、
都とは違った文化が育まれてきました。
その十石船が再現され、観光用として使われているのです。
酒蔵の杉板塀の立ち並ぶ水面を、柳の枝が風に吹かれるのを
眺めながらこの舟に乗るのは格別です。
その後大倉記念館で伏見の清酒についての展示をご覧になり、
町並みを散策されては如何でしょうか?
伏見の新たな面を発見出来るかも知れません。
清酒の試飲も出来ますよ!
詳しくは伏見夢工房のホームページをご覧下さい。
投稿者 culin : 2006年07月22日 23:59