2006年07月29日

京都人とフランス人              武庫川女子大学 大森いさみ

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日本料理アカデミー会員で圧倒的少数派である非京都人です。
かつてNHKで料理番組をつくっていたというご縁から
(が、何故このような「くされ縁」になってしまったのかはよくわかりませんが)、
日本料理アカデミーの企画運営のお手伝いをしています。
フランス人シェフとの交換事業を2年間やってきて、気づいたことがあります。

京都人とフランス人はよく似ている!

というわけで、ここからは、独断と偏見にみちたお話です。

フランス人と京都人(料理人、しかも、私が知る範囲の人たち限定の話です)の3大共通点は、
 ①講釈をはじめるのが大好き
 ②たらいまわしと言い訳で、とにかく時間がかかる
 ③実はアバンギャルド好き
言い換えれば極端な「中華思想」であるということです。
フランスは好きだけれども、フランス人は嫌い
京都は大好きだけれど、京都人は…”という声が多いのも仕方がありません。
私もはじめはうんざり、あんぐりしました。
 
が、強烈な郷土愛に由来すると思われるこの独特の「文化」が、
京都が京都でありつづける所以なのだろうなぁと思うのです。
古いものも、新しいものも、すべて自分のメジャーでとらえて、
自己都合よく変換をし、ぐちゃぐちゃ言っているあいだに、
ちゃっかりと享受してしまう「中華思想」こそが、
京料理を育んできたのだろうと。
たぶん、フランスについても、同じことがいえるのではないかしら?と思います。

そんな京都人とフランス人が一堂に会して、
11月5日に日本料理フェローシップの一般公開ワークショップが開催されます。
料理だけでなく、彼らの「文化」も皆様に堪能していただければと思っております。

※写真は2005年3月 フランスリヨンでのワークショップ風景

投稿者 culin : 2006年07月29日 12:35