食育のこと ◆ 園部晋吾 山ばな平八茶屋 ◆
祇園祭の山鉾巡行の日は大雨で、これで梅雨もあけるのかと思ったのですが
どうやらもう少しかかりそうな気配です。
今年度、アカデミーの地域食育振興委員会で委員長を
務めさせていただいております園部と申します。
よろしくお願いいたします。
昨年6月に食育基本法が成立し、食に携わっている者、携わっていない者を問わず、
「食育」という言葉がしきりに飛び交うようになってきました。
この法律の施行を受け、全国いたる所で「食育」を行なおうといろいろな団体や学校、
企業までもが動き出しました。
大手のファーストフードやスナック菓子メーカーも学校の食育授業に参画しはじめました。
「おやつは適切な量を食べ、食べ過ぎには注意すること。
量やカロリーを確認する時は、袋の裏の表示を見て下さい。」といったことを
出前授業で教えているようです。
また、先月6月24日には大阪で第1回食育推進全国大会が開かれました。
1万人以上の人を集め、盛会だったようですが、「どう食育を推進していくのか」という
根本的な問題に触れた展示や発表は見られなかったということです。
どこもが「食育」について模索しており、何をしていいのかがわからない中、
我々は、昨年から京都市教育委員会と連携し京都市内の小学校で食育の授業実践を行い、
食育カリキュラムの作成に取り組んでおります。
我々が目指す食育は、簡単に言うと、「食べ物に対する感謝の気持ちを養い、
食べ物の良し悪しを見分けられ、自分たちで調理して食べられるようになる」ということを
日本食を通じて教えていくというものです。
なかなか難しく、一機に進むものではないですが、地道に継続してやっていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿者 culin : 2006年07月19日 22:56