日本料理アカデミー“FOODJAPAN事業”について ◆ 嵐山熊彦 栗栖基 ◆
青山緑水是我家・・・京都は昔から山紫水明の地として、
いたるところに自然の景観をただよわせています。
特に初夏から盛夏にかけては樹々や清流の緑がいっそう濃く感じられます。
私の住む嵐山もひと際、自然の息吹を感じさせる時期です。
自然はたえず、今、ここにあるがままの姿をみせてくれます。
すでに過ぎ去ったもの、これから生まれて来るものすべてを包み込み、
自然は、今、をもっとも美しく生きております。
いや生かされていると言うべきでしょう。
我々、人間も先人が示されたように、自然を友とし共生できるように
日々の生活に感謝をし、精進していかなければなりません。
前置きが長くなり申し訳ありません。
このたび“FOODJAPAN委員会”で委員長を務めさせていただいております栗栖です。
以後よろしくお願いいたします。
当委員会では今期、日本料理アカデミー事業の1つとして、
また、アカデミー事業の総決算と考え、事業規模、社会性を重視することにより
郷土食文化の再発見、日本料理のグローバルスタンダード確立を
広く社会に普及させることを目的とした「食の博覧会」のようなものを企画し、
実現に向けて活動しております。
我が国、日本の特色である南北に渡る豊かな風土文化を活かし、
食文化の伝統の継承と新しい食の提言を目指して、
料理人・地域・生産者それぞれの英知と創意を結集し、
相互の資質向上を図り、日本料理の“今ある姿”を探求します。
とは言いましても現実は事業イメージばかりが膨らみ
明確な計画案は暗中模索の状態で、
委員会を開きましても他の委員会の事業報告ばかりが先行し
委員長としましては日々、焦燥感に苛まれますが(少し大袈裟かも)
目の前にある嵐山の雄大な自然を前にすると
私の悩み事など真にチッポケなもので、逆に自己嫌悪に陥り、
再び自然から活力をもらい元気づけられると言うような繰り返しです。
つまり、それだけゴチャゴチャ考える暇な時間があると言う事で、
今しばらくは、地道に前を向いて頑張りますので、
今後ともご声援よろしくお願いします。
投稿者 culin : 2006年07月23日 00:01